「ジャイアント」は世界最大の自転車メーカーです。あまり自転車に馴染みがない人にはあまりご存知ではないかもしれませんが、ジャイアント・マニュファクチャリングCo. Ltd.と言えば、世界最高峰の自転車レースであるツールドフランスで見事な実績を残すなど、そのブランド力には相当なものがあります。
台湾の会社ですが、最近ではヨーロッパを始めアメリカ、そして日本でも積極的な展開を見せており、マウンテンバイクやクロスバイク、ロードバイクなどのレース用自転車を軸として、電動自転車や折りたたみ自転車など、一般の自転車以外の特化型自転車に対する開発に大きく注力しています。
そんなジャイアントは、メーカーで盗難保険を行っています。これはブリヂストンなど僅か数社しか行っていない試みです。盗難保険の期間は1年で、保険料、免責率は車種によって様々ですが、基本的には価格によって決まるようです。
自転車の盗難というのは、あまりにも発生頻度が高く、メリットが少なくリスクが大きいために、保険会社では自転車盗難の保険に対しあまり積極的にはなれません。大半の盗難保険は販売店が行っているのですがこれも徹底はしておらず、実施している店舗はまだ少ないのが現状です。免責率も控えめですので、メーカーが率先して盗難保険を運用するというのは、ユーザーにとっては頼もしい事です。今後このようなメーカーが増える事を願っています。
自動車を運転する時には保険が必要となります。保険に加入しなくてはいけないという事は、よくご存知だと思います。自動車保険に関しては自動車を購入する時点で加入を求められます。そして、自動車とは無縁な人でも、事故の危険性を知っている限り保険の存在は当たり前だともいえるでしょう。それでは自転車に関してはどうでしょうか?自転車に乗る人は全国に大勢いますが、その中で自転車保険の存在について考えた事のある方はほとんどいないのではないでしょうか。
それは自転車を購入するときには保険に関して言及される事がないからです。この時点で、自転車と保険は全く関係がない判断してしまうのも無理はないかもしれません。しかし、それは間違いなのです。自転車にも保険はあるのです。それも自動車保険とあまり変わらない、きちんとした保険なのです。それではどうして保険を勧められないかというと、義務ではないからでしょう。
そして、ただ単に加入者が少ないからです。自転車は自動車と異なり、相手に対して大怪我をさせたり、とても高額な弁償金を支払うという可能性がほとんどないといえます。保険は自分が怪我した場合よりも、怪我をさせたり損害を与えた場合を想定して加入することが多いため、自転車保険にはあまり意義を見出せない、という人が多くて結果的に加入を進める動きもない、というのが現状なのです。
